牧野 倫久 web site
Good strange feeling
陶磁器の知識を深める事により、より器に対して愛着が出てくると思います。ここで、ちょっとした陶磁器に関する事を紹介しています。
陶器
吸水性のある粘土質の素土に釉薬を施し、焼成されたものです。
不透光性で、貫入などの手づくりの良さが出やすく、ぬくもりのある器。素焼きした後、下絵付け、施釉、本焼きで完成します。
主な産地として、益子、有馬、笠間、織部、志野、薩摩、唐津、萩焼などで、全国のいたるところで焼かれそれぞれに特徴ある手法で作られています。
不透光性で、貫入などの手づくりの良さが出やすく、ぬくもりのある器。素焼きした後、下絵付け、施釉、本焼きで完成します。
主な産地として、益子、有馬、笠間、織部、志野、薩摩、唐津、萩焼などで、全国のいたるところで焼かれそれぞれに特徴ある手法で作られています。
磁器
原料は、石の粉に粘土や石英などを混ぜた陶石。素土が白く、吸水性がなく、光にかざすと透ける透光性のあるやきものです。主な産地として、有田焼、伊万里焼、九谷焼、信楽焼、清水焼、瀬戸焼、美濃焼、砥部焼などがあります。
b器
半磁器、焼き締めとも呼び、陶器と磁器の中間的な性質を持つやきものです。
原料に珪酸、鉄を多く含んでいるため、焼成すると赤褐色か黒褐色になります。又、軽く打つと澄んだ音がし、吸水性はほとんどない。
主な産地として、備前焼、常滑焼、信楽焼、萬古焼、伊賀焼などがあり、その地方ならではの土の持ち味をいかし、独自の焼き方を開発しています。
原料に珪酸、鉄を多く含んでいるため、焼成すると赤褐色か黒褐色になります。又、軽く打つと澄んだ音がし、吸水性はほとんどない。
主な産地として、備前焼、常滑焼、信楽焼、萬古焼、伊賀焼などがあり、その地方ならではの土の持ち味をいかし、独自の焼き方を開発しています。
土器
粘土を原料として、無釉、素焼きで700〜800度の低温で焼成されたものです。
もろくて水漏れするため食器に向きませんが、植木鉢や焙烙として使われています。
最も原始的なやきもので、歴史が古く、日本でも1万年以上前の縄文土器が始まりと言われ、4つのやきものの中では、一番単純な製作過程で作られています。
もろくて水漏れするため食器に向きませんが、植木鉢や焙烙として使われています。
最も原始的なやきもので、歴史が古く、日本でも1万年以上前の縄文土器が始まりと言われ、4つのやきものの中では、一番単純な製作過程で作られています。
和食器のサイズ
皿
和食器のサイズ表記は「寸」で表されていることが多く一寸は約3cmです。
ふだん使用するお皿は、5寸〜8寸(15p〜24p)の中皿です。
ふだん使用するお皿は、5寸〜8寸(15p〜24p)の中皿です。
鉢
鉢は汁気の多い料理などによく使われます。又、小鉢、中鉢、大鉢といった風に分類されます。
小鉢 約12cm
中鉢 約15cm
大鉢 約22cm
小鉢 約12cm
中鉢 約15cm
大鉢 約22cm
口縁(こうえん) | 蓋の付いていない器の、縁周囲のこと。 |
見込み(みこみ) | 器の内側全体を見込みといいます。 ときに内側中央部分を 指すこともあります。 |
胴(どう) | 高縁から下、腰までをいいます。 |
腰(こし) | 器の下部から高台または底の部分までをいいます。 |
高台(こうだい) | 茶碗、鉢、皿など、器の底に付いた台のこと。 後から粘土紐の輪を作ってつける、付け高台と、かんなで削り出す、削りだし高台とがあります。 |
てびねり
粘土を轆轤(ろくろ)・型などを使わずに手でこねて成形する事です。手作り感が作風に出やすい成形方法です。
紐(ひも)づくり
粘土を紐状に伸ばし、その紐を使い成形する事です。三角や四角など自由な形に成形したい時にこの成形方法が向いてます。
轆轤(ロクロ)づくり
粘土をロクロの上で回転させ成形する事です。
たたらづくり
粘土を板状にしそれを加工して成形する事です。お皿などの成形に向いてます。
鋳込み
粘土をドロドロの泥状(泥しょう)にしてそれを石膏型に流し込み成形する事です。量産したい時に向いてます。
型おこしづくり
粘土を板状にした物を型(石膏型など)に押し付け成形する事です。
手おこしづくり
板状の粘土を手で曲げたり起こしたりする事です。